このページでは、テニスのフォアハンドストローク基本練習法について説明しています。
フォアハンドストロークの基本的な練習法として、素振り、コーティシーストローク、球出しによる返球の3つの基本練習を紹介しています。
テニス初心者は、なるべく簡単にできる練習法から始めて、上達の度合いに合わせて練習法を変えていくことで、着実に技術が向上し、テニス上達への近道となります。
素振りでフォアハンドストロークのフォーム作り
ラケットで素振りをすることで、フォアハンドストロークの正しいフォームを体で覚え、同時にスイングに必要な筋力も鍛えることができます。
まずは、テイクバックからフォロースルーまでの素振りを行います。
フォームが安定してきたら、レディポジションから始め、テイクバック、フォロースルーまでの素振りを行います。
鏡の前でフォームを見ながら素振りをする、またはスマホで動画を撮影して、フォームの確認や修正を行うと、より効果的です。
ラケットのヘッドカバーをして素振りをすると、空気抵抗が増すので、フォアハンドストロークのための筋力アップになります。
スイングに負荷をかけたい場合は、ヘッドカバーの装着がおすすめです。
コーティシーストロークでボールを打つ練習法
コーティシーストロークとは、テイクバックの姿勢から、ボールを自分で落として、打つ練習方法です。
ラケットのスイートスポット(スイートエリア)でボールを捕らえる練習に最適です。
まずは、サービスラインから打つのを始めて、ネットを越える打球が安定して打てるようになったら、ベースラインから行うようにするといいでしょう。
コーティシーストロークは一人でも実践できるフォアハンドストロークの練習法なので、淡々と回数をこなすことができる自主練習の方法です。
テニス仲間との練習の前後など、自分独りで練習することもできますし、壁打ちでも練習することができます。
球出しをしてもらってボールを打ち返す練習法
ボールを打ち返す感覚を身に着けるためのフォアハンドストローク基本練習です。
サービスラインで構え、3メートルくらい離れた位置から、パートナーにボールをトスしてもらい、ワンバウンドしたボールをフォアハンドストロークで返球します。
安定して打ち返すことができるようになったら、ベースラインで構え、パートナーにはネットの反対側から、ラケットで打って球出ししてもらうようにしましょう。
ボールを打ち返す感覚を身に着けるための基本練習なので、パートナーは相手が打ちやすいよう意識して球出ししましょう。
フォアハンドストロークの基本練習法まとめ
最後に、フォアハンドストロークの基本練習法と目的についてまとめます。
素振り:フォアハンドストロークの正しいフォーム作り、筋力アップ コーティシーストローク:スイートスポットでボールを捕らえる 球出ししてもらいボールを打つ:ボールを打ち返す感覚を身に着ける
フォアハンドストロークのコツや手首の使い方、テイクバックなど細かいポイントについては、別の記事で説明する予定です。
以上、テニスのフォアハンドストローク基本練習法についてでした。