このページでは、テニスのフォアハンドボレーの打ち方とコツを説明しています。
フォアハンドボレーとは、利き腕側で返すボレーのことをいいます。
利き腕と反対側で返すボレーのことをバックハンドボレーといいます。
相手のショットをノーバウンドで返球するボレーは難しそうに感じますが、テニスの打ち方の中でも、シンプルですが奥が深いショットです。
バックハンドボレーと比べると、フォアハンドボレーのほうが簡単だと感じる人が多いでしょう。テニス初心者はまず、フォアハンドボレーをマスターしましょう。
ボレーはボールを空中でダイレクトに返す技なので、相手の時間を奪いポイントを取れる手段の1つになります。
テニスのシングルスでは、フォアハンドボレーはネットに出て仕留める時に役立つでしょう。
ダブルスの場合は、前衛の時にフォアハンドボレーでブロックをするなどして使えます。
特にシングルスではボレーを上手く使えないと、ポイントを獲得するのが難しくなるので、必ず習得したいショットです。
フォアハンドボレーの打ち方を練習する時は、ラケットの角度に注意してください。最適な角度は120度くらいです。
この時、手首は曲げずにラケットは立てておきましょう。
相手からのボールをよく見て、コンパクトにラケットを引いて、左足の踏み込みに合わせて、ボールをヒットするようにします。
グラウンドストロークのような大きなスイングでは、ボールを捕らえにくくなるので、テイクバックはコンパクトに行うのがフォアハンドボレーのコツです。
ボールに当たった瞬間、ラケットは振らずに体重移動だけで運ぶ感覚を身につけましょう。
極端に言えば、ラケットはボールの後ろにセットするだけでいいのです。
特に強いボールを返す時は、踏み込んだり、振り切ってしまうと、打球が伸びてアウトになる可能性があります。
的確な力加減を意識して、フォアハンドボレーの練習を繰り返してみてください。
フォアハンドボレーは上達すると、決め技としても有効なショットですので、まずはフォアハンドボレーの身体の使い方から覚えていきましょう。
以上、テニスで使うショット、フォアハンドボレーのコツと打ち方について解説しました。フォアハンドボレーは基本的なショットなので、練習して得意にしておきましょう。